熊本の人気ラーメン店がグランメッセに集結
くまもとラーメン道

グランメッセで熱い麺バトル30日・31日「くまもとラーメン祭」開催

 誕生からおよそ60年。数多くの麺職人たちが味にこだわり、食文化に熱い思いを抱き、熊本ラーメンは進化を続けてきた。そして今も、新たなジャンルのラーメンづくりに挑む若者が後を絶たない。30日/2・31日02にグランメッセ熊本で開催される「第2回くまもとラーメン祭」の会場では、そんな麺職人たちの熱いバトルが繰り広げられる。(K)

新しいジャンルで勝負する店も

 大都市・東京では全国各地の著名なラーメン店が出店し、激しい戦いを演じている。つけ麺やまぜそば、二郎系など、麺の太さからスープの味や食べ方など、熊本ラーメンと全く異なる種類のものも少なくない。
  豚骨味が定番の熊本で、東京で人気を集めた新しいジャンルのラーメンで戦いを挑む麺職人がいる。大仙(上益城郡御船町)の店長・吉永潤平。彼がつくるのは、醤油(しょうゆ)豚骨スープにうどんのような極太麺、そしてこんもり盛られた野菜が特徴の二郎系ラーメンだ。「これからのラーメンはおいしさも重要だが、それだけでは足りない。食感やボリュームなど、一杯のどんぶりすべてに人を引きつけるものがなければいけません」。同店は平成19年に開店したが、“熊本初の二郎系”という話題性もあり、多くのファンを獲得。吉永の思惑以上の人気と売り上げを上げている。
  熊本に居ながら全国のさまざまなタイプのラーメンが味わえるようになった時代。県民の味への探求心はますます高まっている。これに対し、そのニーズに応えようと、麺職人たちはさらに切磋琢磨(せっさたくま)し、より完成度の高いラーメンが生まれている。
コラムイメージ 第1回目の「くまもとラーメン博」(2008年5月)。多くのラーメンファンが訪れ、人気店の前には長蛇の列ができた

県内屈指26人の麺職人が集結

    開催まであと1週間に迫った「第2回くまもとラーメン祭」。一昨年5月の第1回目は雨天にも関わらず、2日間合計で約2万杯のラーメンが提供された。それぞれのラーメン店ブースの前には長蛇の列ができ、終了時間を待たずに完売する店も相次いだ。
 今回は、北は荒尾から南は人吉まで、県内各地から腕に自信のある26人の麺職人たちが集結する。豚骨をはじめ、塩、醤油、つけ麺、二郎系など、前回を上回る多彩なラーメン。麺職人たちはそれぞれのラーメン道を胸に、熱い魂を込めた一杯をつくる。
 私たち喰(く)らう側も大きな期待を胸に、その一杯に真剣勝負で挑みたい。
(敬称略)